日常




伸びたり縮んだり…
茶トラーズの格好が、何となく極端な様相を見せています。



屋内とは言え、気温の変化に敏感な毛玉達です。
日差しの無い雨の日は、然程気温が下がらなくても「団子」
お日様がご機嫌な午後は「のしヘソ天」


いよいよ佳境を迎えそうな換毛期で、茶色い毛が至る所でフワフワ、撫でれば手にビッシリ(^^;
心なしか、顔周りがスッキリしてきた様にも見えます。



どんな事があっても季節は確かな歩みを刻み、日常が流れて行きます。


そんな何気ない日常が、本当は何よりもの恵みである事を、何かある毎に噛み締めるかーさんです。





4月22日1





とっても個人的に、少しばかりの引っ掛かり。


ツイッターやらフェイスブックやらのツールのおかげで、今回の震災でも有効な情報がいち早く廻ったりして助かる事は確かに沢山あった様です。
助けを必要とされる方々の「生の声」も届きます。
それによって反応する側も早く動き出せると言う利点は、素晴らしいものだと思いました。


ただ、それと同時に、心無い言葉や神経を疑う言葉も発信されます。
まぁ、それは「あぁ…またバカッターがやってる」と思えば済む事ではあります。


かーさんが、これは怖いな。。と思うのは、あくまでも「善意」だと思って呟かれる言葉でした。


中でも、ふとした事に対し「こんな震災が起きた時に不謹慎だ」と言う言葉の一人歩きです。



被災された皆様に心を寄せるのは、とても素晴らしい事だと思います。
しかし、何でもかんでも「不謹慎」と言ってしまうのは如何なものでしょう。
震災をネタにふざけた真似をしているなら、それは不謹慎極まりない。
被災した家に空き巣に入るなどと言うのは、もう「天罰が下れ!」の世界です。


でも、全てが喪に服した様に暮らせ…となると、これは少しばかり違う様な気がするのです。
些細な事をあげつらって、「不謹慎祭り」にしてしまうのは行き過ぎた行為だと思います。



また、とある幼稚園が、園児を連れてお散歩に出かけたら、その様子を見た方からクレームが入ったとか。。。
曰く「この震災の時に、ワイワイと賑やかに散歩とは不謹慎だ!」


。。。はぁ?意味が解らんわい!


んじゃ、何ですかい?
この震災の大変な時に、出産するのも結婚するのも全て不謹慎なんですかね?
披露宴なんて以ての外ですかい?


何か月も前から計画してやっと叶った、ネズミの国で遊んだり、大阪の魔法の国でワクワクするのも、全部不謹慎?



日常を失ってしまった方々がいらっしゃるのだから、みんな日常を慎めと言うのはおかしいでしょ、どう考えても。
誰よりも被災地を心配している自分に酔っただけの言葉にしか聞こえません。



何気ない日常が大切だと解るからこそ、その日常を早く取り戻して頂きたいと願うのです。
日々を送りつつ、その中で自分にできる「何か」を模索するのです。
慎むばかりではなく、積極的に生きる事も、また大きな意味では支援だとすら思います。




もう一つ…これは本当に本当に、かーさんだけの感覚なのかもしれませんが…


やっと始まったボランティア活動の事が報道されていて、その様子を拝見していて「へ?」と思ってしまった事。
確かに、初日は雨で、外での活動は制限されていたと思います。
でもね……いきなり避難所の「トイレ掃除」?


社協のお偉いさんのお言葉によりますと
「多くの人が使う場所で、汚れやすいし衛生面からも掃除が大切だ」
からだそうです。


いやいや…それは解りますって。
トイレは綺麗であって欲しいですし、集団生活の中ではとっても大切な場所ですもんね。
でも、それを掃除するのはボランティアの方がなん?


…えっとぉ……避難所にいらっしゃる方々は、みなさん動けない方ばかり?
自分達が使う場所を、ボランティアさんに掃除して頂かなければならない程? 


避難生活も一週間になり、心身ともに疲労されておられる事は勿論でしょう。
できるだけのお手伝いがしたいと駆け付けてくれたボランティアの皆さんは、きっと何でも懸命にやって下さるでしょう。
でも、かーさん、ど~~しても引っ掛かる。


食べたら出るのは当たり前。
出したらそれを綺麗に維持するのも当たり前。
これって、一番単純な「日常」じゃないのかなぁ……
動ける方が順番に掃除をするって、そんなに無茶なお話し…なの…かな…?



もしかしたら社協のお偉いさん達のお考えだけなのかもしれませんので、決してその事に非難がましい気持ちはありませんが、何だか喉に小骨が刺さった気が致しました。




ともあれ、いち早く駆け付けて下さったボランティアの方々には、本当に頭が下がる思いです!
カッパを着込んで、トイレ掃除に勤しむ若い女性の姿を拝見しつつ


「貴女方にはトイレの神様が絶対に微笑むからね!」


と、思ったかーさんでした。




4月22日2





かーさんも、「ここ」で日常を送ります。
笑ったり泣いたり怒ったりしながら、毎日を過ごしていきます。



その中で、今自分に何ができるのだろうか…と言う思いだけはずっと抱えたまま。



新しいポジションでの仕事の帰り、かーさん自転車キコキコしながら思いました。



「よし!これで支援するペットシーツ分稼いだぞ!」って(笑)



明日もきっと思います。
ボランティアに駆け付ける事はできませんが、しっかり生きて、しっかり仕事して、しっかり日常を送って
ボランティアさん頑張れーーー!とエールを送りつつ…
よし!かーさんも出来る事をやる為に稼ぐぞ!ってね。




4月22日3












ご訪問と、ひと手間をかけての応援、いつも有難うございます。
読んで頂けることが、かーさんの力になっております!
心からの深謝を♪



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プロフィール

八朔かーさん

Author:八朔かーさん
「女は度胸」のかーさん
「男は優しさ」のとーさん
八朔(♂)と、小夏(♀)の茶トラ兄妹
不思議な縁で結ばれた、離れ離れだった兄妹が再会を果たしました。
二人と二匹…愛しい命達との日々は「猫まみれ」加速中!

八朔

2012.8.8
お散歩中のかーさん達に鳴きながら付いて来た茶トラの男の子八朔。
その日から始まった猫まみれの日々。
保護当時、4か月程だった為、その後半ば強引に、とーさんと同じ誕生日、3月29日生まれと決めました。
優しいとーさんと、ドスコイかーさんに見守られて伸び伸びすくすく成長中。
保護当日の様子はこちらから

小夏
CIMG5150.jpg
2013.3.28
不思議な不思議な「ご縁」に導かれ、我が家の娘になった小夏。
八朔とは離れ離れになっていた実の兄妹です。
沢山の方に愛され見守られてきた、「お社の猫」
度胸の据わった美人さんは、かーさん家で兄の八朔を教育中。
小夏へと続く道はこちらから


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