千夜の宴 



さぁさ皆様お立合い!
今宵は特別、千夜の宴。



とくと語って聞かせましょう…
昔昔の物語。




深~い海の、そのまた底に、おおはまぐりは眠りまする。
誰も見た事の無い、深い深~い海の底。
これまた誰も見た事の無い
それはそれは大きな大きなはまぐりにございます。


おおはまぐりは夢を見る。
ユラユラうとうと夢を見る。

立ち昇ったその夢は、波間に揺られて蜃気楼。
夢とハザマの蜃気楼……




   昔アラブに賢姫ありて  夜毎紡いだ物語
   凍り付いたスルタンの  心を溶かす物語


   七つの海の冒険は シンドバッドの大活劇
   あわやの危機を乗り越える 心ときめく大冒険


   「して、その続きはどうなった」


   心急くままスルタンが問う


   「今宵はこれまで  続きはまた明日」


   賢姫にっこり答えたと言う…静かに静かに答えたと言う…




 紡ぎに紡いだ千の夜
 語りに語った千の夜

 金糸を縦に 銀糸を横に きらびやかに織りなした
 伽羅の香りを焚き染めて 妖しく儚く織りなした




永遠(とわ)を枕に寝るおおはまぐりに
千夜の語りは 瞬(まばたき)にすらならぬ夢



儚き夢は ユラユラと
海に浮かんだ蜃気楼になるという
千の蜃気楼になると言う



シェヘラザード
「再掲ですが…小夏シェヘラザード」




アラブの賢姫に並ぶべくもございませぬが、今宵「八朔まみれ」も千のお話しを紡ぎ終えましてございます。
このガサツで大雑把で、根気の「こ」の字も持たぬかーさんが、千を書き綴りました。


差し詰め…「可愛い茶トラーズ」を縦糸に「かーさんの毒気」を横糸に…と言った所でしょうか。


綴り始めて2年と9か月。
気付けば3年を待たずして、御来客のカウンターも40万を超える事ができました。
ひとえに皆様方の温かい応援のおかげと、深く深く感謝申し上げます。


拙い語り部は思います。


物語は聞いて下さる方々が居てこそ成り立って行くものだ…と。


突然出会ってしまった八朔の「今」を書き残したくて始まった我が家の物語は、その姿を徐々に変化させて参りました。
小夏との出会い…始まった兄妹との日々…
そして、どんどん色濃くなってきた感がある、とーさんとかーさんの日常。
時々飛び出す、毒吐きと愚痴も織り交ぜて…


「八朔まみれ」は我が家の記録になりました。



千夜を語り終えた賢姫シェヘラザードは…その後どうなったのでしょう……
スルタンとハッピーエンド?
それとも「歌を忘れたカナリア」でしょうか。。。


いえいえ…きっと彼女は今も物語を紡ぎ続けているのです。
海底深くで眠るおおはまぐりの貝殻の上にちんまりと座って…終わる事のない物語を紡いでいるはず。
その横には、少年の様に目を輝かせ、話しに聞き入るスルタンだって居るかもしれません。


かーさんも又、語り続ける事をお許し願えればと思います。
明日から「千と一の物語」を…


深謝を込めて…八朔ファミリーより

八朔小夏リース









ご訪問と、ひと手間をかけての応援、いつも有難うございます。
お蔭様でかーさん頑張れます♪



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プロフィール

八朔かーさん

Author:八朔かーさん
「女は度胸」のかーさん
「男は優しさ」のとーさん
八朔(♂)と、小夏(♀)の茶トラ兄妹
不思議な縁で結ばれた、離れ離れだった兄妹が再会を果たしました。
二人と二匹…愛しい命達との日々は「猫まみれ」加速中!

八朔

2012.8.8
お散歩中のかーさん達に鳴きながら付いて来た茶トラの男の子八朔。
その日から始まった猫まみれの日々。
保護当時、4か月程だった為、その後半ば強引に、とーさんと同じ誕生日、3月29日生まれと決めました。
優しいとーさんと、ドスコイかーさんに見守られて伸び伸びすくすく成長中。
保護当日の様子はこちらから

小夏
CIMG5150.jpg
2013.3.28
不思議な不思議な「ご縁」に導かれ、我が家の娘になった小夏。
八朔とは離れ離れになっていた実の兄妹です。
沢山の方に愛され見守られてきた、「お社の猫」
度胸の据わった美人さんは、かーさん家で兄の八朔を教育中。
小夏へと続く道はこちらから


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