小さな祈りの道



行きたい!
どうしても行かなきゃいけない!




かーさんの体の奥から湧いて来る、そんな思いに突き動かされて行って参りました。



暦を見ると、今日は「赤口」
丁度お昼時が一番良いと言う事で、お昼前に家を出て、テクテクテクテク。。。



見事な晴天で、日差しも強く、少し歩くと背中に汗がツツツ…と流れ落ちます。
それでも吹き抜ける風は、やっぱり秋色。
心地よい風に背中を押されて、片道4キロです。



引っ越して来たばかりの頃、一度参拝し、ご挨拶をさせて頂いたものの、少し距離がある事や、他の散歩道の開発に忙しく中々足を向ける事がなかった、この地域の総社様。
今日は、どうしてもお願いしたい事があって足を運びました。



場所こそ違えど、このお社の神様は、八朔と小夏を慈しんでお守り下さった、あのお社の神様です。
その上、地域の総社という事もあり、たいそう威厳漂う立派な鎮守の森なのです。



とにかく茶トラーズと安心して暮らせる住まいを!
と、慌ただしく選んだこの地に、この総社様がある事を知ったとき、かーさんは又しても「えにし」に導かれたと思いました。
八朔と小夏ごと、かーさん達までお見守り頂いているような…とても深いまなざしを感じ、それだけでこの街が大好きになれたのです。



CIMG18857.jpg




まだ、ほんの仔猫だった八朔と小夏が、お社の境内に捨てられ、それでも周りの皆様の温かいお気持ちに支えられて何とか生き抜いてくれたあのお社は、あの時から、かーさんにとって「猫の守り神様」になりました。
ましてや、その境内に足を踏み入れるきっかけとなったのも、大切に思う方の猫さんの怪我の治癒をお願いしたくての参拝だったのです。
どこまでも「猫繋がり」
そして、どこまでも猫にすら優しい神様。




今回も、かーさんには、どうしてもお縋りしたい事がありました。
どうしても、どうしてもお願いしたい事がありました。


何の力も持たぬ、ちっぽけなかーさんが出来る、たった一つの「祈り」です。



拝殿に並んで立ち、とーさんと共に一生懸命にお願いして参りました。
それしかできないから……
それをせずにはいられないから……




CIMG18856.jpg




どうしようもない現実に向き合った時
どう足掻いても、人の力の及ばぬ事実を突きつけられた時
きっと人は、遥か昔から、こうして「何か」に祈りを捧げて来たのでしょう。



まだ「神」と言う概念すらなかった頃から、それはあったに違いありません。


昇り来る朝陽の神々しい光に…
動かざる巨石に…
天をもつく年輪を重ねた木々に…


やがてそれは、様々な名を持つ神になり、人々の心の拠り所となって行った。。。



かーさんは本当に適当な人間ですので、特定の神様への信仰と言うものには無縁で生きて参りました。
大晦日には近所の寺院で除夜の鐘を撞き、その足で神社へ初詣に出掛けます。
クリスマスには商戦に踊らされケーキを食し、バレンタインデーには、もっと踊ってチョコレートだって用意します。
何か苦しい事があれば、知らず知らず「何かに」向かって祈りを捧げます。


「ああ神様お願いします!」


でも、その神様は、とても漠然としたお姿でしかない…
そんな、かーさんに事「猫」に関してだけはと思える場所が出来、それがこのお社なのです。



祭神様は「大国主命」
そう…あの因幡の白兎の大黒様です。
沢山のお名前を持たれ、様々に擬態もされる、この古の国つ神は、あの出雲大社に住まわれる事でも広く知られていますよね。


皮を剥がれて泣いている白兎をガマの穂でお救いになった。。。


ね?何となく、小さな命にもお優しい神様の様な気がしませんか?



…痛まぬよう…
…苦しまぬよう…



かーさん、今日お社へ向かう道を歩きながら、その一歩ごとに思いました。


だから、どうしても歩いて行きたかったのです。
車でブーンでは嫌。
自転車でお手軽にも違う。
自分の重みを自分の足で感じながら、一歩一歩進みたかった。



遥か大陸の西の果て。。。
ピレネーの山々を超え、背中にホタテの貝殻をつけた巡礼者が、長き道を歩いて参拝に向かうと聞きます。
青い国四国の札所を、一つ一つ歩いて回る巡礼がおられます。
規模も違えば、根底に流れる宗教観も全く違いますが、その中に少しだけどこか同じ香りを感じます。



かーさんの歩く距離は高々往復で8キロ。
比べるのも失礼な話です。
でもね…ほんのちょっぴりだけ…感じたのです。


突き動かされる衝動で歩き出し、一歩一歩進むうちに、心が整理されていくのを……


何も出来ぬ自分を嘆くのではなく、ただ寄り添おう。。。


かーさんの小さな祈りの道は、そんな事を教えてくれました。



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ご訪問と、ひと手間をかけての応援、いつも有難うございます。
読んで頂けることが、かーさんの力になっております!
心からの深謝を♪


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プロフィール

八朔かーさん

Author:八朔かーさん
「女は度胸」のかーさん
「男は優しさ」のとーさん
八朔(♂)と、小夏(♀)の茶トラ兄妹
不思議な縁で結ばれた、離れ離れだった兄妹が再会を果たしました。
二人と二匹…愛しい命達との日々は「猫まみれ」加速中!

八朔

2012.8.8
お散歩中のかーさん達に鳴きながら付いて来た茶トラの男の子八朔。
その日から始まった猫まみれの日々。
保護当時、4か月程だった為、その後半ば強引に、とーさんと同じ誕生日、3月29日生まれと決めました。
優しいとーさんと、ドスコイかーさんに見守られて伸び伸びすくすく成長中。
保護当日の様子はこちらから

小夏
CIMG5150.jpg
2013.3.28
不思議な不思議な「ご縁」に導かれ、我が家の娘になった小夏。
八朔とは離れ離れになっていた実の兄妹です。
沢山の方に愛され見守られてきた、「お社の猫」
度胸の据わった美人さんは、かーさん家で兄の八朔を教育中。
小夏へと続く道はこちらから


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