受け継がれるもの




母の逝去に有り余る温かいお言葉の数々、改めて最初にお礼を申し上げます。
何よりも猫好き猫馬鹿だった母にとって、こうして数多の「猫好き」さんにお見送りを頂戴できた事は、何よりもの事だったに違いありません。
今頃きっと、母が愛してやまなかった歴代の猫達と共に、父の側で微笑んでくれて居る事と思います。
有難うございました。




10月13日1





思い返せば、物心ついた頃からずっと実家には「何がしか」の小さな命が側にありました。
その多くは勿論猫。
そのほかにも、文鳥やインコの小鳥達や、リスにハムスター。
不思議な事に、何故か一度も犬が居なかった事の、本当の理由を母に聞くのを失念してしまいました。



ご近所のワンちゃん達への対応を見る限り、犬好きであった事も間違いはありません。
なのに、犬と暮らすと言う選択肢が母にはなかった様です。
やはり母は「猫」であった事は確かであったと思います。


かーさん自身、今ではダダ漏れを自認し、猫馬鹿万歳を謳歌していますが、「溺愛」と言う言葉に於いては未だ母の域には達してはいないと感じています。
それと同時に、母とかーさんとの違いもまたはっきりと感じます。


語弊を恐れずに言えば…


母は依存される事を望み、かーさんは依存する…かな……



上手く言えませんが、母はとにかく「何かを囲い込み、その全てに頼り切られる環境」を好む人だった気がします。
自分を何よりも求められ、自分が居なければにっちもさっちも行かない。。。
その代わり、全精力をその対象に向け続ける。
それはそれは、かーさんが見てでさえ、「猫可愛がり」です。


が、ひとたび、その対象が命を失い冷たい骸になった途端、母は見事にその興味を失うのです。
触れる事すら嫌がる。
歴代の小さな命達も最後は、いつも兄とかーさんが亡骸を担当したものでした。



母の心の中に、今も歴代の猫さん達が生き続けていたのかどうかは、もう誰にも解らぬ事。
勿論ちゃんと火葬し、それなりの霊園に弔いのお願いはしています。
ただ、かーさんがブログを通じて知り合った猫仲間さん達の様に、部屋に写真を飾ったり思い出を語る様な事は一度たりともありませんでした。



母は「今、自分を必要とする」モノを常に必要としていたのかもしれません。





10月13日2





今、かーさんの側には何時も茶トラーズが居ます。
生粋の甘えん坊、茶トラの王道を堂々と突き進む八朔と、駆け引き上手の賢い小夏…
かーさんにとって、もう無くてはならない大切な大切な存在です。


猫好きの系譜は、ここに見事に受け継がれたわけです。
(兄も勿論、大の猫好きです)


かーさんは何時も思っています。
たとえ限られた空間ではあっても、その中で出来うる限り自由であって欲しいと。
この子達がこの子達らしくあれる事が、何よりもの望みです。


その輝く命の生き様を、一番側で見ていられる事。
それが、かーさんへのご褒美だと思っています。



今回、波立つ心に息苦しい夜…
スルスルと懐に潜り込み、腕の中で盛大なゴロゴロ音を聞かせてくれる八朔や小夏が、どれほど安らぎになった事でしょう。
サラサラの毛触り…
頬に掛かる小さな寝息…
ダイナミックな寝相の八朔が、時折お腹を蹴ってくる仕草。
遠慮がちに小夏が、腕枕を要求してくる愛しさ。


可愛いおでこにコツンと自分のおでこをぶつけて囁く言葉はいつだって
「ありがとうね…」でした。



茶トラーズのおかげで、かーさんは自分を見失わずにいられるのかもしれませんね。



今は亡き母が教えてくれた事。
人間は強くて弱いという事。
そして人間は弱くて強いという事。


何よりも、小さな命を愛すると言う事。。。


しっかり引き継いで行きたいと、心に誓いました。




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心からの深謝を♪

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プロフィール

八朔かーさん

Author:八朔かーさん
「女は度胸」のかーさん
「男は優しさ」のとーさん
八朔(♂)と、小夏(♀)の茶トラ兄妹
不思議な縁で結ばれた、離れ離れだった兄妹が再会を果たしました。
二人と二匹…愛しい命達との日々は「猫まみれ」加速中!

八朔

2012.8.8
お散歩中のかーさん達に鳴きながら付いて来た茶トラの男の子八朔。
その日から始まった猫まみれの日々。
保護当時、4か月程だった為、その後半ば強引に、とーさんと同じ誕生日、3月29日生まれと決めました。
優しいとーさんと、ドスコイかーさんに見守られて伸び伸びすくすく成長中。
保護当日の様子はこちらから

小夏
CIMG5150.jpg
2013.3.28
不思議な不思議な「ご縁」に導かれ、我が家の娘になった小夏。
八朔とは離れ離れになっていた実の兄妹です。
沢山の方に愛され見守られてきた、「お社の猫」
度胸の据わった美人さんは、かーさん家で兄の八朔を教育中。
小夏へと続く道はこちらから


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