「好き」で満たしたい
何気なく近づいて来て…コツンと頭突き、しなやかに体をくねらせて上手に全身を擦り付ける。
「ん?どうしたの?甘えんぼ?」
と、手を伸ばすとスルリと身をかわして、何事も無かったように立ち去る。。。
い、今のは何だったんだろう(^^;
なんて事、きっと猫と暮らす皆様なら経験されてますよね?
え?えっ?
おぃおぃ……
苦笑いしつつ、どこかで「あぁ猫だよなぁ~」と(笑)

当たり前の事なのですが、こちらの思う通りなんて有り得ません。
相手(猫様)にも感情があり、行動の自由があり、しかも言葉が通じない。
それでも、一緒に過ごす時間が長くなると、何となく意思の疎通らしきものは出来てるかなぁ……
と、思わなくもない(自己評価!)
解りあえているよね💛
などと言う、甚だ自己満足な思いを抱かなくもない(笑)
たとえそれが、互いの行動パターンの把握からくる「慣れたんだも~ん♪」であっても
何かの拍子に、互いの願望が合致しただけの「相思相愛パターン」であっても
単純に嬉しい(笑)
臆面も無く「ん~~好き好き好きぃ~!」と頭上にハートマークを飛ばしまくっております。
実際、思い返すまでも無く、これほどストレートにド直球に「好き好き弾」を放出するのは生まれて初めての事。
投げても投げても、まだ足りなくて、野球で言えば延長18回再試合しても、まだ投げ続けます!みたいな無茶投げ(笑)
あんまり可愛くて、ついついワシャワシャにしてみたり…
じんわり愛しくてそっとそっと眠りを妨げないように撫でてみたり…
奇声を発しつつ腹ダイブして蹴り蹴りされてみたり…
生まれてこの方、これ程まで「好き」を伝えたいと熱望した事はありませんでした。

茶トラのオス猫さんの王道を堂々と突き進む、大らか甘えん坊の八朔君。
そんな八朔の、近頃の毎日のお気に入りがあります。
お風呂上がりのかーさんが、ドライヤーを使い終え、パジャマの上着を着た途端
(それまで裸なんかい!と言うツッコミはスルーします 笑)
まだ、パジャマのズボンを履く前の素肌の足の間に陣取るのです。
太腿の間に体を滑り込ませ、片方の太腿に「ヨッコラショ!」と乗っかって、ご機嫌でゴォ~ロゴォ~ロ♪
お風呂上がりのホカホカな素肌に、八朔の柔らかい毛がサラサラ…
満足そうに溜息をついて「さぁ撫でて下さいな」と頭を差し出します。
「温かいの?気持ちいい?」
そんな言葉をかけながら、ゆっくり全身を撫でながら時間を過ごします。
「可愛いね…はっちゃん。大好きだよ♪」
乾いた麦わらみたいな八朔の後頭部に顔を押し付けて、深呼吸です。
じんわりじんわり心が満たされていくのを感じます…
「む”~~~♪」
ちょっとハスキーになった甘え声で八朔が答えてくれました。
八朔や小夏の体を形作るのは、猫としての細胞かもしれません。
でも、この子達の心を形作るのは、とーさんとかーさんの「大好きだよ」で満たされて欲しいな……
『おまけ』
甘えっ子八朔が何時までも動かないので、お風呂上がりのかーさんの生足はどんどん冷えていきます(笑)
「おぉ~い!はっちゃく!かーさん風邪ひくぞ~~!」
その頃、真横に置いてあるパジャマのズボンの上には、小夏様がちまっと乗っかって、温めていてくれると言う。。。
見事な連係プレーでございます(^^;



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