君と探す明日
巷では「猫ブーム」だとか、猫による経済効果が凄い事になっているとか、色々なお話を耳に致します。
生活環境や、住居環境なども相まって、ワンちゃんを超える勢いで猫さんと暮らす方が増えているとか……
そんな事もあってか、最近はメディアで扱われる「猫」関係がとても多いですよね。
猫好きにとっては眼福眼福♪
折しも「にゃん」の月2月(笑)
かーさんちの録画予約が、ずら~~っと猫猫猫猫💛
実際かーさんちって…スポーツ関連番組か、猫番組がほぼ占めてるし(^^;
横に「生猫」が居て、尚TVでもPCでも猫。。。
ブログも覗かせて頂く場所が、ほぼ猫関係(笑)
朝から晩まで、ぜ~~んぶ猫!
いやぁ~~幸せです(笑)

そんな「猫まみれ」な中、ふと観ていた、やっぱり猫関係の番組。
その中に、生後3~4か月の茶トラボーイが、走り回って遊んでいる姿が映し出されました。
「八朔もこんな感じだったよねぇ…」
と、懐かしく思い出したりしておりました。
そう…全く手抜き無しで遊びまわる仔猫八朔に、振り回された日々でした(笑)
目覚めている間は、ず~~っと遊べ攻撃。
遊んで遊んで走り回って、電池切れでパタン。。。
少し眠って起きると、また遊びだす(^^;
仔猫なんて、全く初めての生き物でしたし、知識もほぼゼロのまま、とにかく頑張った記憶が…(笑)
可愛いのは勿論、それこそ超ド級でしたが、どうしていいか解らないかーさんは、怪我をさせない様にとか、寂しがらせない様にとか、全神経を八朔に向け続けた日々でもありました。
無知ゆえの弊害を何より恐れました。
「知らなかった」で済ませる訳には行かない、命です。
知らなければ知る努力を惜しまず学ばなければいけないと真剣に思い続けました。
そして、その思いは今も続いています。
やって来た当初生後4か月ほどだった八朔も、この春で4歳を迎えます。
すっかり大人のオッサン猫になりました(笑)
それでも、この子にとっても「明日」は初めての日に変わりはないのです。
毎日が初めての連続である事は、あの頃と何も変わらない。
すっかり馴染んだ暮らしでも、やって来る明日は未知ですものね。

一日お出掛けして帰宅した夜。
八朔も小夏も、変わりなく迎えてくれました。
帰ったからと言って、特別騒いで喜ぶ訳でもなく、寂しがってまとわりつく事も無く…
ごく自然に
「あ。。。帰ったですか…」
って顔でした。
その後も、ごく普通に過ごしていたのですが……
かーさんがお風呂から上がって、何時もの様に髪の毛をブローし終わった後、八朔が足元の少し離れた場所からじっと見つめてきました。
何時もなら、有無を言わせず、べったりとくっ付きにくるのに。。。
「はっちゃん、おいで♪」
と、太ももをポンポンと叩きながら呼びかけると
いかにも「呼ばれたから仕方がないです。。」と言う様な顔で乗ってきました。
腹這いになって太腿に乗った八朔に
「お留守番ありがとね…はっちゃん。良い子だったね」
と、頭を撫でていたら、何やら「うにゃうにゃ」言い出しました。
まるで、ブツブツと文句を言っているかの様な…
そして、かーさんの太腿にきゅっきゅっと爪を立てるのです。
「別にボクは平気ですよ!大人ですから」
あくまでも声はそう言いたげなのに、やってる事は正反対。
やがて、タガが外れた様に、全身をくねらせて甘え始めました。
ゴロゴロゴロゴロ…スリスリスリスリ……
時々「ん”なぁ~~」と特上の甘え声つきです。
…寂しかったんだからね!
…かーさん!かーさん!
…ボクをちゃんと見て下さい!
。。。この子は今もあの頃と同じです。。。
かーさんの太腿の間で、クネクネしながら寝入ってしまった八朔を、やっぱりお風呂上がりのとーさんが見て一言。
「また写真が撮れないシチュエーションですな…」
だってね、八朔が素足の感触を喜ぶからさ。。。
またパジャマのズボンが履けないままだったのさ。。。
生後4か月の八朔も、もうすぐ4歳の八朔も…きっとその次も、またその次の年の八朔も、ずっとこうして甘えっ子のまま。
大人になったオッサン猫でも、もっと年を経て爺さん猫になっても…できれば猫又になっても……
一緒に、まだ見ぬ「明日」を過ごして行こうね。
手探りで…気を抜かず……共に過ごす明日を探して行こうね。

夕陽色の八朔


ご訪問と、ひと手間をかけての応援、いつも有難うございます。
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心からの深謝を♪
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