モチツモタレツ
言い出しっぺ…いつもかーさん。
何気なくフト漏らした言葉から、足りない脳味噌で考えあぐねた末に絞り出す言葉から、ただ唸っているだけの時でもそれは同じです。
かーさんの隣で、とーさんが黙ってキーボードを叩き(しかもメッチャ早い!)
裏付けだったり、情報だったり、ヒントだったりする様々な事を調べ始めてくれます。
黙ってタブレットを滑らせて、関連ページを示してくれたり…
かーさんには少々難解なシロモノであれば、とーさんが噛み砕いて要約してくれたり…
云わば、「かーさん専属グーグル」さん!(笑)
ほとほと過保護にされていると自覚しております(^^;
自分で調べろよ!と己でツッコミも致します。
決して、かーさんが全くそれらが出来ないと言う訳ではなく(…たぶん(^^;)
とーさんがやった方が的確で、しかもかーさんの数倍は早いと言う利点がもたらした結果です。
ひらめきと感性のかーさん
実直で堅実実務向きとーさん
と言う、根本的な違いの上に、更に更に、とーさんがかーさんに大甘だと言う現実が作り出した我が家のやり方の定番です(笑)
そのうち、「アレ」とか「ソレ」だけで通じてしまうんではなかろうか…
(案外真面目に期待しております! 笑)

尻尾ボーーン!の狸2匹で追いかけっこしていたかと思うと、どこからがどっちだか解らない程密着し絡まって団子になっていたりする茶トラーズ。
性格が全く違うこの兄妹は、それでいながら上手く互いの距離感を持って仲良く暮らしてくれています。
どちらが優れているではなく
どちらがより愛しいでもなく
八朔は八朔で、小夏は小夏で、それぞれが際立った個性を持ちつつ、モチツモタレツ。
やりたい事を我慢するでなし、かと言って互いを邪魔にするでなし。
共に居る事を認め合うのが上手な兄妹だと思います。
不満が全く無い訳では、きっとないのでしょう。
小夏に言わせれば、 「八朔はマザコン過ぎ!いつもかーさんを独占し過ぎ!」でしょうし
八朔に言わせれば、 「小夏は我儘です!いつも偉そうです!」かもしれません(笑)
それでも、少しでも互いが違った鳴き声を上げたり、不穏な動きをすれば、真っ先に駆け付け互いを気遣う様子を見せます。
拗ねていたり、寂し気な素振りを見せれば、そっと寄り添って毛繕いを始めたりもします。
兄妹ならではのシンクロもあれば、兄妹だからこその猫パンチ合戦だって(へなちょこパンチの応戦合戦 笑)繰り広げます。
そして、それと同じように、とーさんやかーさんを「共に暮らす仲間」として扱ってくれています。
少々うるさくても、しつこくても、嵩高くても(笑)
ここに一緒に居る事を認め、許し、頼り、甘え…そして信じてくれる。
何よりそれが、かーさんを強くし、とーさんを優しくしてくれているのだと思えます。

時々思います。
かーさんは、もしかすると前世で余程「猫」に善行を施したのだろうか…と(笑)
そうとでも思わなければ、これ程茶トラっ子達に慕われる理由が思い浮かびません。
もしくは、正反対で「前世で猫さんに悪い事をしてしまった為」、今必死にそれを取り戻そうとしている?(^^;
もう、どっちでも構わないや(笑)
この子達は教えてくれます。
互いが認め合う事、互いが寄り添う事を。
モチツモタレツ
どっちが偉いんでも、どっちが優れているのでもない。
とーさんの個性と、かーさんの個性。
八朔と小夏の個性。
全部が集まって、全部が寄り添って、認め合って「一緒」
そんな「当たり前」のモチツモタレツが、世の中を満たせば……
互いを尊重し、互いを認め合い、互いを助け合う。
差し伸べる手が、みんなモチツモタレツだったら、きっともっと世界は優しくなれそうです。
悲しみに…苦悩に…痛みに…
そっと寄り添わせる心を持ちたい。。。
喜びに…安堵に…
共に涙する心を持ちたい。。。
モチツモタレツ 今はワタシが荷を背負いたい。
美味しいモノを食べに行く一回分を
初夏の洋服の一枚分を
我慢するのはちっとも苦じゃない…よね。



ご訪問と、ひと手間をかけての応援、いつも有難うございます。
読んで頂けることが、かーさんの力になっております!
心からの深謝を♪
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