知ってるよ…

左八朔 右小夏
昨日かーさんが呟いた「おかえりなさい」の声に呼応して、沢山の「ただいま!」のプレゼントが届きました!
…嬉しいです…とっても!
何度も何度も読み返してしまいました。
気が付くと、かーさん声に出していました。
「おかえり…おかえり…」
かーさん、知ってるよ。
こうして、コメントを入れてくれる事は、本当はちょっと気後れしたり、苦手だったりする方もいらっしゃるって事。
それでも、それを押して「ただいま!」って言って下さる皆様のお気持ちが嬉しくて…嬉しくて…
そんな中…一つの訃報が届きました…
皆さん覚えて下さっているでしょうか…
夏祭りで、気品のある「シンデレラ」に扮してくれた「ななちゃん」の事。
とっても綺麗で、穏やかなお顔をした三毛猫さんの、ななちゃん。
20歳には、とても見えない姿でした。
そのななちゃん…10月30日に、ご家族に見守られながら虹の橋を渡ったそうです…
穏やかな静かな最期だったと…
20年もの時を共にしてくれた、ななちゃん。
飼い主の、きなこさんにとってもご家族にとっても、掛け替えのない愛しい存在だった事でしょう。
最期まで良い子だったんだね…
凄いね…偉いね…
どんな言葉を重ねても足りないくらい、ななちゃんは凄い猫さんだよ。
お預かりしていた、ななちゃんのお写真。
きなこさんにも断りなくではありますが…
かーさんアップさせて頂こうと思います。
シンデレラの写真を宝物だと言って下さった、きなこさん…
今日は、白バラに包まれた、ななちゃんを贈らせて下さいね。

拍手コメントを拝見して、一瞬言葉を失いました。
かーさん…心が大嵐…
何故だか
「どうしよう…どうしよう…」
って、思ってしまいました。
とーさんが帰宅して、食事の支度をしつつ、本人は冷静なつもりで話し始めました。
「あのね…とーさん、シンデレラ姫のななちゃんね…」
「10月30日に…逝っちゃったって…」
その時点で、ぶわ~っと涙が溢れだしました。
「20歳だよ!凄いよね…偉かった…よね…」
「穏やか…だった…って…」
言葉に詰まるかーさんに、目線で頷いて、とーさんコメントを拝見する為にPCへ向かいました。
手放しで泣きながら、かーさん、それでも唐揚げを揚げ続けているのです。
ボロボロぐしゅぐしゅしながら、とーさんの食事の支度をしているのです…
戻ってきた、とーさんがティッシュを手渡してくれながら言いました。
「ななちゃん初七日が終わったばかりだね」
ハッとしました!
何だか解らないけど…そうだったんだ!って思いました。
ゆりさん家の、虎太郎君とよもぎちゃんが、先導役を務めてくれたのかも…
そして…ななちゃんが…ななちゃんが…
かーさんに、この記事を書いてね…って言ってくれたのかも…
七日の間、きっと、ななちゃんはご家族の側で居てくれたはず。
そして…初七日を過ぎて、そうだ、かーさんにも知らせておこうかな…って思ってくれたような気がしたのです。
「ありがとうね…ななちゃん…」
こうして書いていても、まだ涙は止まらないままなのですが…
それでもね、何かが変わりました。
かーさん、ななちゃんを知っているのです。
ほんの僅かでしかなかったけど、ななちゃんと言う素敵な猫さんが居た事を知っています。
知っているから…忘れない!
悲しい悲しい悲しい…それだけだった気持ちの中に、ポッと灯りがともりました…
ありがとう!忘れない!ありがとう!
生ある者、いつかは誰しも死を迎えます。
どれだけ嫌だと叫ぼうが、抵抗しようが、これだけは種別も何もかもを超えた摂理。
だとしたら…せめて覚えていて欲しい。
ここに確かに愛しい命があった事を。
かーさん知ってるよ…
ななちゃんが本当に可愛い子だったって事。
本当に愛されて幸せだった事。
そして忘れない…
またね…ななちゃん!
きっときっと…またね!
そちらにはね…同じ三毛さんの ミィちゃんもミケ子ちゃんもいるからね!
きっと仲良しになれると思う。
忘れてないよ…って伝えてね…
薄味を良しとする我が家の食卓、今日は少しだけ塩味が強いです…

手前八朔 奥小夏
本日もコメント欄はクローズさせて頂きます。
もし…よろしければ、どうか皆様少しだけ ななちゃんをお見送りして頂けると嬉しいです。
沢山の「またね!」に送られて、ななちゃんがお空へ軽やかに駆け登っていける様に…


いつも応援有難うございます♪
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