【過信】  八朔脱走事件顛末記



10月10日1




昨日の800記事になった「代打とーさん」への温かい眼差しと、沢山の応援を有難うございました!
本人代打する度に、皆様からのご好評を頂戴して、素直に喜んでおります。
「ちょくちょく代打する?」
と聞くと、それはダメなのだそうです(^^;
と言う訳で…今後も忘れた頃に登場する事になるかと思われます。
どうぞ、その際は生温かく見守って頂けます様、かーさんからもお願い申し上げますm(__)m




さて…ここからは本日の記事になるのですが……

まずはいきなりのタイトルで驚かせてしまった事をお詫び致します。


「え?はっちゃく…脱走?」


と思われましたよね?



。。。それがね。。。脱走は脱走でも「かーさんの腕の中から」の脱走だったのです。。。



事の始まりは、かーさんの浮かれポンチからでした。
先日の「皆既月食」の事です。


欠け始めたお月様が珍しいと大はしゃぎした、馬鹿者かーさん。
折角なら、茶トラーズも一緒にお月様を見ようよ~~なんて考えてしまいました。

で…何度か外廊下に出る際に、かーさんは八朔を、とーさんは小夏を腕に抱いて
「ほら!お月様だよ!」
なんて事をやっておりました。



とーさんに抱かれた小夏は「アタシ興味ないし!お部屋に戻るし!」と申されますので、早々と部屋に戻りました。
が…かーさんに抱かれた八朔は


「なに?なに?かーさん、何があるの?」

と、何時もの様にワクワク顔で大人しく腕に抱かれていたのです。



そこで止めておけば何の問題もないものを。。。。
浮かれポンチかーさんは、本格的にお月様が姿を隠すと言う時間帯に、八朔にハーネスを装着してリードを付けて外に出たのです。



10月10日2



ベランダ散策などで、すっかりハーネスやリードに慣れてくれていた八朔。
お外と言っても、家の周り位ならきっと大丈夫だろう。。。


かーさんの過信です。


機嫌よくウロウロする八朔の後を付いて歩いていました。


と…その時!

ご近所にある「習い事」の教室が、丁度時間替わりのタイミングだった様で、小学生の男子生徒が大挙して出てきたのです。
とっても楽しげに…大きな声でじゃれながら…


ご想像通りです。
八朔、パニックになりました……


子供達に気付いて抱き上げたかーさんの腕を飛び出しました。
そのまま凄い力で、姿を隠そうと走るのです。


ここで、かーさん何度目かの失敗をしでかしました。


リードを緩めて、八朔が走る方向へ一緒に走ればよかったのです。
そうすれば時間が掛かったとしても、八朔を脱走させる事はなかったはずです。
なのに…


慌てたかーさん、反対にリードをグッと引こうとしてしまいました…


死に物狂いで身を隠したい八朔は、恐ろしい力と柔軟なその身体を活かしてハーネスから抜け出てしまったのです。
そのまま、一階部分のベランダの下へ潜り込んでしまいました。


怖かったんだよね…
ビックリしちゃったんだよね…



聞いた事もないような声で「ぅわぁ~おぉ~~」と鳴いています。


かーさん必死に落ち着かせようと声を掛けるのですが、全く耳に入らないようでした。



10月10日3



八朔から目を離すのは不安です。
でも…とーさんに手助けしてもらわなければ、どうしようもない。。。


かーさん、八朔に優しく声を掛けながらも頭の中グルグル!


「はっちゃん!動かないでね!お願いだから動かないでね!」


そう声をかけて、一気に階段を駆け上がり、とーさんに手助けを求めに走りました。
。。。何年かぶりに階段の2段飛ばしなんて事をやりました。。。


「とーさん!八朔を逃がしちゃった!お願い来て!」
「懐中電灯とオヤツ持って!」



ドアを開けてそう叫んで、また駆け降ります。



慌てて戻ったベランダの下に、八朔はちゃんと居てくれました…
少し落ち着いたのか、不安そうな鳴き声は消えていましたが、それでも奥の奥で身を縮めて出てこようとはしません。


駆けつけてくれたとーさんが懐中電灯で照らして姿を確認しつつ
「かーさん声を掛け続けて!」
と、指示を出します。


「はっちゃん、かーさんだよ。。。おいで…出ておいで」


それでも動けなくなっている八朔を、とーさんが長い棒でそっと身体を押して促します。


5分…10分……

どれくらいの時間、暗闇の中で地面に這いつくばって八朔と対峙していたのでしょう。。。


意を決して、とーさんが棒を持つ手に力を込めました。


「八朔ごめんな」


そう言いつつ、棒で八朔を追い込みつつ、大きな体をベランダの下に潜り込ませるように腕を伸ばしました。


「かーさん!」


とーさんが、そう叫んだ時…八朔の前足の一部が。


かーさん必死でその足を握りしめて手繰り寄せました。


すっかり湿った土の匂いに包まれた八朔を腕に抱きしめた時…ごめん!としか言えないかーさんでした。


10月10日4



温かいタオルで全身を拭いてやると、八朔、かーさんの腕に顔をスッポリ埋めました…
真っ黒になった手足…
湿った全身…
丁寧にゆっくり拭きながら、かーさん何度も何度も言いました。


ごめんね…八朔…
怖かったね…ごめんね…



どんな言い訳もできません。
ただただ、かーさんの過信が生んだ大失敗です。


八朔なら大丈夫。
かーさんが抱いていれば大丈夫。


馬鹿でした!
それはあくまでも「何も起こらない場合」の事でしかありません。
この大きさの猫でも、必死になればハーネス如きあっと言う間に外し去ります。
怖さにパニックになれば、かーさんの声すら届かないのです。


部屋に戻った八朔の側には、すぐさま小夏が駆け寄りました。
呆然としている八朔を優しく毛繕いし、寄り添っていてくれました…
。。。きっと何より安心するよね。。。


夜になって、ベッドに来てくれた八朔を抱いて寝ていると、次から次から色々な思いが湧き上がります。
こうして何時もの様に穏やかに過ごしてくれる事が、どれ程有難い事なのか。。。
一歩間違えば、この子はここには居なかったかもしれない。


ごめん!本当にごめん!


もう二度と過信なんてしない。
大丈夫なんて盲信しない。


もう一つ…いざと言う時には、この手のハーネスではダメだと言う事も知りました。
八朔や小夏の体に合う、しっかりしたものを作ろう!
そう決意した夜でもあります。


お蔭様で、八朔は怪我もなく、今日も何時通り元気で暢気です。


それがどんなに嬉しい事なのか…改めて痛感させられました。



10月10日5







いつも応援有難うございます♪

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プロフィール

八朔かーさん

Author:八朔かーさん
「女は度胸」のかーさん
「男は優しさ」のとーさん
八朔(♂)と、小夏(♀)の茶トラ兄妹
不思議な縁で結ばれた、離れ離れだった兄妹が再会を果たしました。
二人と二匹…愛しい命達との日々は「猫まみれ」加速中!

八朔

2012.8.8
お散歩中のかーさん達に鳴きながら付いて来た茶トラの男の子八朔。
その日から始まった猫まみれの日々。
保護当時、4か月程だった為、その後半ば強引に、とーさんと同じ誕生日、3月29日生まれと決めました。
優しいとーさんと、ドスコイかーさんに見守られて伸び伸びすくすく成長中。
保護当日の様子はこちらから

小夏
CIMG5150.jpg
2013.3.28
不思議な不思議な「ご縁」に導かれ、我が家の娘になった小夏。
八朔とは離れ離れになっていた実の兄妹です。
沢山の方に愛され見守られてきた、「お社の猫」
度胸の据わった美人さんは、かーさん家で兄の八朔を教育中。
小夏へと続く道はこちらから


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