生まれて来てよかったのかな…


11月15日1




何時頃からだったでしょうか…
茶トラっ子達が、真っ直ぐに差し出す手に怯える事なく擦り寄ってくれる様になったのは。。。


「警戒心」「警」の字は無くとも、「け」くらいは辛うじて持っていたっぽい八朔は、最初やはり上から差し出す手にはビクッと身体を強張らせました。
下からや横向きに出すと怖がらない。
上から来る手は、やっぱり威圧感を感じるのですね。


小夏に至っては、今も不意に手を伸ばすと一瞬ですが身構える事があります。


猫さんから見上げると、恐ろしくでっかい人間と言う生き物が、手を振りかざす。
これは、恐怖ですよね。


と、同時に、茶トラーズは身体を撫でてもらったりワシワシと構ってもらうのは大好きです。
ゴロゴロ音も派手に鳴らしつつ、掌に頭を擦り寄せて目を細めているのです。


時々(と言うか…ほぼ毎日) 鼻クチョを取られたり、歯磨きされたり、爪をパッチンされたりと、あんまり嬉しく無い事もされるけど…
基本的にこの子達は、とーさんやかーさんの手が、自分達に嫌だったり苦しかったり辛かったりする事はしないと信じてくれていると思います。


呆れかえる程の溺愛なのは自覚しております(笑)


出掛ける事さえ時間を区切って考える程の「猫離れ」できない困ったヤツです(^^;
でも、どんな時にもかーさんの姿を探すこの子達を見ていると、それも「アリ」かな…なんて思ったりもして。。


愛したくて仕方が無いかーさんと、愛されたくて仕方が無い猫達。


小夏を正式に委ねて頂いた時にmasatosiさんが仰った言葉が、今もかーさんの座右の銘なのです。


「この子達は愛される為に生まれてきたんです」


子育てもとうに終わり、孫育てには口を出さないと決めているかーさんにとって、人生最後の大きな大切な猫育て(猫に育てられ?笑)は、貴重な時間を与え続けてくれています。




11月15日2




ペットと呼ばれる生き物たち…人間と共に暮らす事に特化した命達。
その関わり方や思いは様々あろうと、「愛しい」や「大切だ」と思う心は変わりはないと思います。


しかし、ここ数日のワンちゃん遺棄事件の数々を見ると、何かが間違っているとしか思えなくなりました。


遺棄されたワンちゃん達は皆「人気種」と言われる子達ばかりです。
一度に遺棄された数を考えると、一般のご家庭ではない事が想像されますよね。
となると、所謂「ブリーダー」さん関係なのでしょうか……


劣悪な環境で、ただ「産ませる為」だけに狭いケージに入れられたまま出産を繰り返す子がいると聞きます。
その生まれた子犬達にも、人気の柄や顔立ちなどでランクが付けられ、そこから漏れた子達には明るい未来はないとか。。。


昨年改正された「動物愛護法」によって、業者の保健所への持ち込みが制限されました。
今までは、売れ残ったり出産しなくなったワンちゃん達は、保健所へ持ち込まれ殺処分を受けていたのです。
保健所の「NO!」に困った業者が、今回の遺棄に走ったとしたら、何と皮肉な事なのでしょうね。


一方で、必死になって保健所から命を繫ぐ為の引き出しを行い、終の棲家を探す事に奔走されておられる方がいらして、もう一方では「もう使えない!要らなくなった」と捨て去る人が居る。
どちらも間違いなく「人間」なのです。


遺棄されたワンちゃん達だって、みんな愛される為に生まれてきたはずです。
優しい手で撫でられ、可愛がってくれる方に出会えてさえいれば、幸せで穏やかな生涯を送れたはずなのです。


行政側も「殺処分0」を掲げて努力され始めました。
とても大きな一歩だと思います。
でも…それだけでは不十分なのです。
何故、殺処分される命が後を絶たないのかを、もっと突き詰めなければ今回の様な事件は減らない気がしてなりません。



11月15日3



かーさん、脳味噌の皺が少ないヤツですので、難しい事は解りません。
それでも、生き物と関わる事の大切さや、それに伴う努力は必要だって事くらいは解っているつもりです。


以前から何度か話題になった「ペット税」の導入ですが…
もし、そうする事で深く考えもせずに命を捨てる人や、悪質なブリーダーが減るのであれば大賛成です。
少なくとも、「どこに、どんな生き物が居る」と言う基本情報がはっきりしていれば、多頭崩壊や今回の様な大量遺棄にはならないかもしれませんよね。


いつまでも個人的なやむにやまれぬ思いだけに頼るのは難しい。
殺処分0を掲げると同時に、救える命の救済も提示して行かなければいけないのではないでしょうか。
その為の費用として「ペット税」があるとしたら、貧乏人かーさんだって喜んで納税します!


今回、遺棄されて命を絶たれた子達の生きた意味を、もう一度深く考えてみたいと思います。


「ボク達…生まれてきてよかったのかな…」


愛されたくて…愛したくて…たった一人でもいいから自分を受け入れてくれる人が欲しくって…
きっと、そんな思いを抱いたまま空へ登ってしまったのかもしれませんよね…
せめて、彼等に「二度と同じような事は繰り返しません」と伝えたい思いで一杯です。


個人個人に出来る事は悲しい程僅かでしかありません。
ただ、思いが集まれば…
明日は変えられるかもしれない。



かーさんの膝を取り合う茶トラっ子達。
構って欲しくって、手を差し出すと頭突きしつつ甘噛みを繰り返します。
この子達だって、一歩間違えばこの輝く様な命を保てなかった事でしょう。


最初は怯えていた上から来る手すら、自分達を可愛がる為にあると思ってくれる様になれた事。
人の手は決して怖くないと信じてくれる様になった事。
「大好きだよ!」と伝えると
「大好きです!」と返してくれる



投げ合えば投げ合う程、互いが満ち足りて行くこんな気持ちを、かーさんは今も毎日教わり続けています。
君達が生まれて来た意味を嘆かずとも済む様に……
ただ祈りを込めて愛し続けます。




11月15日4








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プロフィール

八朔かーさん

Author:八朔かーさん
「女は度胸」のかーさん
「男は優しさ」のとーさん
八朔(♂)と、小夏(♀)の茶トラ兄妹
不思議な縁で結ばれた、離れ離れだった兄妹が再会を果たしました。
二人と二匹…愛しい命達との日々は「猫まみれ」加速中!

八朔

2012.8.8
お散歩中のかーさん達に鳴きながら付いて来た茶トラの男の子八朔。
その日から始まった猫まみれの日々。
保護当時、4か月程だった為、その後半ば強引に、とーさんと同じ誕生日、3月29日生まれと決めました。
優しいとーさんと、ドスコイかーさんに見守られて伸び伸びすくすく成長中。
保護当日の様子はこちらから

小夏
CIMG5150.jpg
2013.3.28
不思議な不思議な「ご縁」に導かれ、我が家の娘になった小夏。
八朔とは離れ離れになっていた実の兄妹です。
沢山の方に愛され見守られてきた、「お社の猫」
度胸の据わった美人さんは、かーさん家で兄の八朔を教育中。
小夏へと続く道はこちらから


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