雨宿り



11月26日1




晩秋に降る冷たい雨です。
一雨ごとに季節が前進するこの時期、同じ変わり目を告げる雨の中でも一際陰鬱な印象を受けてしまうのは何故でしょうね。


一雨毎に春の息吹を待ちわびる早春の雨。
恵みと太陽の季節を告げる梅雨の雨。
凌ぎやすさにホッと溜息を吐きたくなる様な晩夏の雨。
そして…冬将軍の到来を前触れのラッパで知らしめる様な晩秋の雨。。。


木々が眠り、山も又来春の山笑う季節まで深く雪に閉ざされる冬。
でもその実、その中に水を貯え、新芽を育てる準備を怠らない季節でもあるのですよね。


何だか、これからやって来る沢山のイベントのシーズンは、厳しさの季節を少しでも楽しく過ごそうとする人間の知恵なのかもしれないな…
なんて事を思ったりもしました。


自然に逆らわず身を委ねながらも、その中に小さな「楽しい」を見つけて行く。
自然に感謝を捧げ、その恩恵と恵みを受けながらも、どうぞ災厄からお守りくださいと願う気持ち。
八百万の神がおわすと言う瑞穂の国の、いにしえからの行事はとても素朴で美しいと思います。


願わくば…今少し…
この身勝手な人間と言う生き物の暮らしの中で、たった今悲しむ、苦しむ方々に少しでも優しい雨になります様に……




11月26日2




雨の日の猫さんはよく寝る!と言われますよね。


野性だった頃、雨の日は獲物を狩るには適さない為、身体を休めて次に備えておく事にしていた名残とか…
身体が濡れるのを厭う種族でもありますものね。


勿論我が家の茶色ッコ達も、猫族の慣わしに忠実です。


食べたら即寝る!(笑)


それぞれが各々快適だと思う場所に陣取って(小夏など籠り過ぎて姿が見えない (^^;)スヤスヤとお休みです。
しかし、ひとたびかーさんが腰を上げると、間髪を入れずに起きてくる。。。


「オヤツですか?」
「オヤツですよね?」
「オヤツに違いない!」


。。。違います!(--;


こう言った場合、小夏は案外諦めが良い子です。
「ふ~ん違ったのね…紛らわしいったらありゃしない!」
と、不満気ではあっても、すぐにお尻をフリフリ元居た場所へ帰って行きます。


ですが、記憶メモリーに不具合があるくせに、八朔はしつこい(^^;
「え?違うの?どうして?何で?ボクオヤツ食べられますよ?」
と、いつまでも足元で8の字走行を続けます。


いい加減粘っても何も出ないと解ると、不満の表現だって人一倍です。
あっちで「あぉ~~~ん!」
こっちで「んなぁ~~ん!」



きっと「ボクがこんだけお願いしたのに…かーさんのケチぃーーー!」と言う歌詞でのリサイタルだと思われます。




11月26日3




お喋り小僧の八朔はもとより、然程騒がない小夏でも、とっても表現力が豊です。
2年と少々と言う、かーさんの短い猫同居歴でも十分に何が言いたいのか伝わってきます。


かーさんの実家は、何度も出て来る様に常に猫さんが居る環境でしたし、とーさんの実家もまた、ある意味猫屋敷だったそうです。
そこで生活をしていたはずなのに、未だ嘗て、猫がこんなに色々と訴えかけて来ると言う認識は見事にありませんでした。


一つには、その頃の猫の飼い方の違いで、自由に外で闊歩する猫さんは、家にはご飯を食べるのと寝る為に帰ってきていたと言う環境だったからだと思います。
イメージの中にある実家の猫って、ほぼ寝ているものでした(^^;

もう一つには、あくまで「実家の猫」であって、今ほど深く向き合う事がなかったからだとも言えます。


「ねぇ…猫ってこんなにも深く暮らしに関わって表現するんだね…」


そんな感想を漏らすかーさんに、とーさんが言いました。


「そうだね…きっと茶トラーズも思ってるんじゃない?」
「人間ってこんなにも関わって暮らしてくれるんだな…って」



出不精プチ引き籠りかーさん、ほぼ24時間関わりっぱなし(笑)



何時もの様に、もう少しだけ待って欲しい場面でも、有無を言わせず膝に飛び乗ってきた八朔と、窓に当たる雨粒をぼんやり見ています。
ベランダの柵に溜まった雨粒が雫になって伝って落ちました。
窓越しに八朔が、その雫を捕まえようと手を伸ばします。


「ん”~~~」



喉声で不満を訴える八朔を撫でながら「はっちゃん、あれは捕まらないよ」と言い聞かせます。


だって、かーさん君達を冷たい雨に触れさせたくなんてないんだもん…
ずっとずっと…かーさんと、とーさんの懐で雨宿りしていて欲しいんだもん…


晩秋の冷たい雨の午後の独り言でした。



11月26日4







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プロフィール

八朔かーさん

Author:八朔かーさん
「女は度胸」のかーさん
「男は優しさ」のとーさん
八朔(♂)と、小夏(♀)の茶トラ兄妹
不思議な縁で結ばれた、離れ離れだった兄妹が再会を果たしました。
二人と二匹…愛しい命達との日々は「猫まみれ」加速中!

八朔

2012.8.8
お散歩中のかーさん達に鳴きながら付いて来た茶トラの男の子八朔。
その日から始まった猫まみれの日々。
保護当時、4か月程だった為、その後半ば強引に、とーさんと同じ誕生日、3月29日生まれと決めました。
優しいとーさんと、ドスコイかーさんに見守られて伸び伸びすくすく成長中。
保護当日の様子はこちらから

小夏
CIMG5150.jpg
2013.3.28
不思議な不思議な「ご縁」に導かれ、我が家の娘になった小夏。
八朔とは離れ離れになっていた実の兄妹です。
沢山の方に愛され見守られてきた、「お社の猫」
度胸の据わった美人さんは、かーさん家で兄の八朔を教育中。
小夏へと続く道はこちらから


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